◆ラテン旦那と大和撫子妻◆

あの感動をもう一度



今日は旦那が早朝からワシントンD.Cへ出張へ行ってしまった。

又一週間は帰らない。(ふふふ。。。)


イヤン~~!

本当は淋しいのよ~ ダーリン~~!!!






ちょっと前にパーカーズさんが日記に書いていた
“火垂るの墓”のDVDを、ど~うしても手に入れたくて、

子供達を連れて、昼食をChili'sで取ってから、
Cos○coと、Sa○’s Clubへ行って来ました。

パーカーズさんは、ターゲットで買ったと言ってたんだけど、
プエルトリコにはターゲットが無いんですよねぇ。。。とほほ~~~
 



折角行ったのに、残念ながら見つける事は出来ませんでした。

これ以上探し回るのが面倒臭かったから、
帰って来てからNETでオーダーしちゃいました。


すると、ついでに“フランダースの犬”まで発見しちゃって、

ついついオーダーしてしまった(笑)


NETで買う場合、
買った人の感想が書いてあって、買う前に読むととても参考になりますよね。


私はあれを読むのが大好きなんですよ。(変な趣味でしょう?)




“フランダースの犬”の感想を読んでみると、


【これは所謂ディズニーアニメとは違うから、
泣く準備をした方が良い。
9歳と7歳の娘と一緒に見たけど、彼女達は悲惨な最期に
とてもショックを覚えた様だった。
子供と見る前に、事前に自分で観てチェックを入れる事をお勧めする。
素晴らしい作品だと思う。】


【MIYAZAKIの最高傑作!】


その他にも沢山の褒め言葉で飾られていた。


アメリカ人の目から見ても素晴らしい作品だと感じたようでした。


総合評価も★★★★★!





“火垂るの墓”も同様でした。


【今まで見た中で、最も心に残る作品の中の1つだ!】


【男友達と観たのだけれど、とても感動してしまった。
1つ気に入らなかったのは、
この作品を観て、友達の前で人目もはばからず大泣きさせられてしまった事だ。】


等と感想が続いていました。


総合評価も堂々の★★★★★でした!




ついでに“母を訪ねて3千里”や、(マルコ~~!)
“アルプスの小女ハイジ”も観たくて探したけど、

英語版、または英語訳版は、見つける事が出来なかったわ。。。残念!



子供の頃、こういった素晴らしい作品を見て

泣いたり笑ったりしてたんだっけなぁ。。。




“アルプスの小女ハイジ”は、日本語版のは見せた事があるんだけど、

ストーリーを理解をする上で、やっぱり限界があるから、
もし英語版が出たら絶対買いたいですね。




“フランダースの犬”は、
私にとって特に思い入れが強い作品でした。

何故かと言うと、その話の内容が余りにも酷で、



ヴィクトル・ユーゴーの“レ・ミゼラブル”を初めて読んだ時と同じ、
胸がぐ~~っと締め付けられるような、
切ない気持ちになったのが、とても強く印象に残っているからです。


実際に舞台となったベルギーでは、
この作品は見向きもされなかったそうですね。


“私達はこんなに冷酷非道な人間ではない!”って。
ベルギーの人達は思ったそうです。。。。



今でも“フランダースの犬”は
物語を回想しただけでも泣けて来ます。


何十年も経った今でも、一つ一つのシーンを鮮明に覚えているんですね。


良く子供の頃に父が私に言ってたのは、


“子供の頃に読んだ本というのは、

不思議な事に、大人になっても絶対に忘れないものだ。

だから今の内に沢山本を読むと良い。”



この場合は本ではないけれど、
私は本を読んだ時と同じ様に、

作品の中に入り込んでいたんですね。

だって。。。。。




テレビの前で、

何度思わずネロに駈け寄って、
パンを一切れ渡してあげようかと思った事か!


ある時は、
重い荷車を引くパトラッシュの背後に回って押してあげたい!
と地団太を踏んだりもしました。


ネロに冷たく当たる大人達に、石でも投げつけてやりたくなったり。。。。



小女だった私は、


ネロとパトラッシュと共に物語に入り込んで、
辛い時を共有したのでした。




ハイジの時では、

ヤギのお乳と、とろけるチーズをパンに乗せて食べるシーンが大好きで、


母親に頼んで同じようにセッティングをして

ハイジとおじいさんと一緒に、
山小屋の中で頬張ったりもしました。


ハイジが辛い時には私も辛かったし、


クララが初めて歩いた時には、

私は家中を飛び回って喜んだ。



物語の主人公と一緒に一喜一憂したあの頃。。。。




“ネバーエンディング・ストーリー”のような素敵な体験だったと思います。



私が思うに、

最近このような素敵な作品に、とんとお目に掛かっていない気がします。


だからこそ、


是非子供達にも、
私が味わったのと同じ感動と興奮を味わって貰いたい。。。




“火垂るの墓”は未だ観ていませんが、

今からとても期待しています。







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